友人が逝った

先週の金曜日、学生の頃の友達が逝ってしまった。交通事故だ。
一人で歩いて横断歩道を渡っているところを跳ねられた。

ニュースの映像では、閑静な住宅街の道路に血痕が残っていた。
友人の血なんだなと思うと胸が苦しくなった。

加害者は精神疾患で通院していたようで
逮捕された時には酒の匂いがしていたようだが
帰宅してから飲んだと言ってるらしい。

本当のことかも知れないが、被害者側からすると
飲酒運転で相当なスピードを出して事故を起こしたとしか思えない。

残された家族もあまりに突然のことで、
彼がいなくなったことが実感できないと言っていた。

この一週間、たびたび彼の顔が目に浮かび、
学生の頃に、バカなことを言いながら酒を飲んでたことや
楽しかったことを、思い出すたび涙が出た。

先月末、本当に久しぶりに彼から電話があり
昔の友達を集めて飲みたいと言っていた。
集まろうと思ったが、年末年始は時間が合わず
来年、年が明けて落ち着いてから、ゆっくりと飲もうと約束したのに、
それももうできなくなった。

本当に残念で悔しい。
俺がそっちに行ったら、またゆっくり飲もうな。

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